『 鶉野(うずらの)飛行場跡 』
2011年 05月 17日
兵庫県加西市にあるのです・・・
何度も加西市には行った事あります・・・
「兵庫県立フラワーセンター」が有名で、
すぐ、近くにあるのに、通過していました・・・
今から思えば、
知らずに、横切っていた事も何度かありました・・・
全然、気付かずに・・・
どこ・・・?って、言いそうになります・・・
ここなんです・・・
ここが、滑走路の真ん中・・・
そう言われて見れば・・・
あまりの広さに、
どこをどう見たらいいのやら・・・
「上空写真」はこうです・・・
西の木陰の傍に・・・
「平和祈念の碑」がありました・・・
姫路海軍航空隊鶉野飛行場は、
太平洋戦争が悪化しはじめた頃、
優秀なパイロットを養成するため、
昭和17年に着工し、昭和18年に完成した
旧日本海軍の飛行場跡です。
飛行場の建設に伴い、
昭和18年10月には姫路海軍航空隊が開設され、
同時に航空整備、兵科、運用、主計、航海、機関、
通信、工作、兵器、砲術、医務等の兵隊が在隊していたと・・・・
「紫電」「紫電改」など
500機余りの戦闘機が組み立てられたと ・・・
こんな所に、
戦争の爪跡が残る場所があったなんて・・・
海軍旗(旭日旗)が掲げてあって・・・
海軍旗のはためいている様が、
悲しく感じた・・・
当時、航空隊には、
17歳から25歳までの若者が全国から約320名集められ、
ここで30時間の飛行訓練を受けた後、
各航空隊へと散っていき・・・
昭和20年には、
練習生による神風特攻隊「白鷺隊」が編成され、
終戦までに63名の尊い命が失われた ・・・・と・・・
「神風特攻隊」で命を落とした若者の
親御さんの気持ちを思いながら・・・
そんな時代に生きていたら・・・
と思うと、胸が詰まる・・・
神聖な場所に来たような気がして、
思わず手を合わせた・・・
所在地 飛行場跡地中央部西
(加西市鶉野町2034番地)
また、詳しく調べてみたくなった・・・
機会を見つけて、
飛行場の周辺の弾薬庫跡や
防空壕の跡なども見に行きたい・・・・・
by mini-mini32 | 2011-05-17 20:47 | 篠山・三田・加西・加東市