『旧木下家住宅』・・・舞子公園建物めぐり②
2011年 07月 06日
国道2号線を渡り、JRの高架をくぐり・・・
右手に、高層の『シーサイドホテル舞子ビラ神戸』を見ながら・・・
突きあたりを左の住宅街に歩いて行き、民家の路地みたいなところを右に・・・
その奥が「旧木下家住宅」です・・・
門があり・・・
ゆっくりと山に登っていく感じ・・・
木々が茂って気持ちいい・・・
ここは、前庭に入る入り口・・・
塀の窓は・・・まるで額縁のよう・・・
ここが、玄関・・・
中に入ると、懐かしい所に来たような・・・
初めて訪れたのに、何か懐かしい・・・そんな感じがするのでした・・・
建具は全て夏用になっています・・・
掛け軸は、やっぱり・・朝顔・・・
中庭を挟んで茶室・・・
どこも気持ち良く・・・
応接室・・・
広々とした、緑の茂った前庭・・・
建物の後ろには、土蔵がありました・・・
こんな蔵の取っ手・・・珍しくないですか・・・
驚いた事に・・・
横にこんなコンクリートの打ち放しの建物が・・・
1Fはトイレ・・2Fは管理棟・・・
エレベーターで2階に上がると・・・
主屋の屋根の上が見渡せます・・・
これは、想定外でした・・・驚き・・・
土蔵の屋根も見えます・・・
まわりは緑に囲まれていて・・・
木下家の窓から海側を見てみると・・・
次に行く、『孫文記念館』の屋根が小さく見えていました・・・
望遠で・・・
1941年に建てられた数寄屋造りの日本家屋・・・
造られた当時の屋敷構えをほぼ完全に残しているそうです・・・
四季折々の佇まいを感じに、また訪れたい・・・
ゆっくりしたいと思うほど、素敵な木下家だったのですが、
「孫文記念館」を見学する時間を考えると・・・ゆっくりも出来ず・・・
歩いてきた来た道を、急いで戻りました・・・
いよいよ、「孫文記念館」です・・・
「旧木下家住宅」は元は神戸で海運業を営んでいた又野良助氏の個人宅として
昭和16年(1941)8月に建てられ、
その後、増築され昭和18年(1943)母屋が完成・・・
昭和27年(1952)には明石で鉄工業を営み、
現在のJR明石駅周辺の大地主だった木下吉左衛門氏の住宅になり・・・
平成12年(2000)8月に木下家より兵庫県に寄付、兵庫県は約4億円を投資して
平成18年(2006)12月から平成21年(2009)10月にかけて大規模な補修修復工事・・・
2009年10月24日から一般公開されています。
平成13年(2001)11月20日に登録有形文化財に登録された・・・そうだったのか・・・
建築年代 昭和16年(昭和18年増築)
敷地面積 2,209平方メートル
兵庫県立舞子公園 旧木下家住宅
電話番号 078-787-2050
午前10時~午後5時 (12月~2月は午後4時まで)
休館日 月曜日
※但し、祝日の場合は開館し、火曜日が休館日となります
・JR「舞子」駅下車 徒歩五分
・山陽電車「舞子公園」駅下車 徒歩5分
旧木下家住宅には駐車場がありません
by mini-mini32 | 2011-07-06 19:16 | 建築物